Å、大人にも、うつぶせ寝の害はあります。
一時、赤ちゃんはうつぶせ寝がいいという、ことが言われていましたが、
のちに、これは間違っているとわかりました。
たしか、うつぶせ寝がいいと言われたのは、柔らかい赤ちゃんの頭はあおむけでは、変形した水ということから、言われていたように思います。
そのご、うつぶせ寝で、赤ちゃんが口を塞がれて窒息死する、事例が発生し、うつぶせ寝の危険性が
認識されるようになりました。
今では、赤ちゃん用の枕ができ、あおむけで寝ることができるようになりました。頭の両側に
タオルをたたんで、充てることで、頭が、正しい状態で維持する方法がいいと言われています。
赤ちゃんが寝がえりを打てるようになったら、あおむけ寝の習慣ができるように
寝相をそっと、直してあげてください。
次に大人にもうつぶせ寝の弊害があります。
うつぶせ寝で寝ると、自然と顎が布団に押し付けられ
それが長時間続いた場合、顎関節症の原因となってしまいます。
頭の重さは、成人で、体重の6%と言われています。
例えば体重60KGの人の頭は、3.6KG になります。
長時間うつぶせ寝をしていると、顎に相当の負荷がかかることになります。
同様に横向き寝でも、体に負担はかかってきます。
大人でも、女性が長年横向き寝を続けていますと、
鎖骨が体の重み に引っ張られて、弓なりに歪曲してきてしまいます。
寝る姿勢は、あくまでも、あおむけ寝が理想です。
横向きがいいという方も、少しづつ意識して仰向きで寝られるように
しましょう。あおむけ寝が、呼吸にも一番適した寝方だと言われています。
口で呼吸しますと、のどが渇きます。あくまでも、睡眠は鼻で呼吸するように
してください。