仕事と睡眠「ニートの睡眠障害」
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人間チャレンジしようと思うには、好奇心がなければはじまりません。

夢を描くにも、頭の中で具体的にイメージすることが大切です。

それを助けてくれるのが眠りなんです。

遊ぶにも、働くにも、家事をするにも、そして眠るにも、

体力は必要です。

ある程度の運動と、睡眠の質を上げることが

若者を救うのではないでしょうか。

ヤングジョブ制度 ご存知ですか

1ち度社会に出ることに失敗した若者の再スタートを応援する

仕組です。全国の自治体で採用されています。

再チャレンジを目指す若者に、実際に店舗や企業に訪れてもらい

働く姿を見ることで、仕事に楽しさや充実感を感じてもらうというものです。

ジョブシャドウの一人 T君は当時ニートでした。

かれはぼつぼつとこんなことをしゃべってくれました。

「ずーーと前、親にお前みたいなものを育てるために、これまで

苦労してきたわけではない。」と言われたことが心に引っかかっているのです。

親のことは、今でも許せないし、大嫌いです」

話しながらも彼の眼はずーっと下を向いていて、一度も目を私と合わそうとしません。

「T君は将来、何かなりたいものはあるの?」

ときくと、「・・・特にないです」と答えました。

「じゃあ、お金をためて何かを買いたいとか、どうしてもこれが欲しいとか、

そういうのある?」

「うん、特に今何か欲しいものはないでうね」

私が知っている起業家や成功者は、皆さんある意味ギラギラしています。

物欲の塊といってもいいでしょう。

ただやみくもに、高級品やブランドものを求めるのではなく

自分がこれとほれ込んで、欲しいものを手に入れたいという、シンプルな欲求です。

そうして、人生や仕事を楽しんでいる人はとても魅力的で、

まわりがついていきたいと魅力を感じるのもうなずけます。

つまり「欲しい」「楽しい」は生きる原動力といえるでしょう。

それが感じられないということは、目に見えない形で相当疲れて

いるのではないでしょうか。

彼らは、引きこもりではありません。

毎日のように外出することはできないし、「現状を抜け出して

どうにかなりたい。

でも、将来像を具体的にイメージする力も残っていないのでしょう。

こううひとたちこそ、良い眠りの力を必要としているのではないでしょうか。

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