![仕事と睡眠「ニートの睡眠障害」](https://kaimin.xn--1-nfud2bza2ad0c.xyz/wp-content/uploads/2019/12/883444e437a6e32721364b50ef960a20.jpg)
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人間チャレンジしようと思うには、好奇心がなければはじまりません。
夢を描くにも、頭の中で具体的にイメージすることが大切です。
それを助けてくれるのが眠りなんです。
遊ぶにも、働くにも、家事をするにも、そして眠るにも、
体力は必要です。
ある程度の運動と、睡眠の質を上げることが
若者を救うのではないでしょうか。
ヤングジョブ制度 ご存知ですか
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1ち度社会に出ることに失敗した若者の再スタートを応援する
仕組です。全国の自治体で採用されています。
再チャレンジを目指す若者に、実際に店舗や企業に訪れてもらい
働く姿を見ることで、仕事に楽しさや充実感を感じてもらうというものです。
ジョブシャドウの一人 T君は当時ニートでした。
かれはぼつぼつとこんなことをしゃべってくれました。
「ずーーと前、親にお前みたいなものを育てるために、これまで
苦労してきたわけではない。」と言われたことが心に引っかかっているのです。
親のことは、今でも許せないし、大嫌いです」
話しながらも彼の眼はずーっと下を向いていて、一度も目を私と合わそうとしません。
「T君は将来、何かなりたいものはあるの?」
ときくと、「・・・特にないです」と答えました。
「じゃあ、お金をためて何かを買いたいとか、どうしてもこれが欲しいとか、
そういうのある?」
「うん、特に今何か欲しいものはないでうね」
私が知っている起業家や成功者は、皆さんある意味ギラギラしています。
物欲の塊といってもいいでしょう。
ただやみくもに、高級品やブランドものを求めるのではなく
自分がこれとほれ込んで、欲しいものを手に入れたいという、シンプルな欲求です。
そうして、人生や仕事を楽しんでいる人はとても魅力的で、
まわりがついていきたいと魅力を感じるのもうなずけます。
つまり「欲しい」「楽しい」は生きる原動力といえるでしょう。
それが感じられないということは、目に見えない形で相当疲れて
いるのではないでしょうか。
彼らは、引きこもりではありません。
毎日のように外出することはできないし、「現状を抜け出して
どうにかなりたい。
でも、将来像を具体的にイメージする力も残っていないのでしょう。
こううひとたちこそ、良い眠りの力を必要としているのではないでしょうか。