A.睡眠は貯めることはできません。
睡眠時間が不足している現代人がやりがちなこと
朝抜き、寝だめ、週末マラソン。これらは、時間のあるときに、まとめてやってしまおう
とする行動をしがちですが、仕事のやり貯め、有効化もしれません。
しかし、睡眠、食事、運動に関しては、「貯え」は効きません。
特に睡眠不足は、時間だけで補うことはできません。
なぜなら、人は24時間+αの体内時計に従って、そこで決められたスケジュールとおり
季節や、その時々の状況による、多少の変動をくわえながら、何百万年もの間、脈々と生きてきました。
様々な発明とインフラ整備によって社会のリズムは、変わりましたが、
たかだか、100年くらいで、生理的なリズムを変えることはできません。
昼も夜も、びっちり、働いた週末は、午前中1杯は、ゆっくり寝ていたいともういますよね。
しかし、あえてそういうときこそ、いつもの時間に起床し、太陽の光をあび、
目を覚ます生活リズムを守りましょう。
朝ご飯を食べた後に、軽く散歩などしてみてはいかがでしょうか。
そのあとは、体の疲れ具合を考えて、無理に予定を入れずに、
家でゆっくり過ごすのもいいでしょう。
疲れがたまっているようなときは、昼食後、お昼寝をして、体と心を休めましょう。
しかし、寝すぎはダメですよ。
夜の睡眠に差しさわりがあるほど熟睡しますと、かえって、リズムが乱れます。
家でできる趣味をとりいれるとか、お買い物に出かけてみるとか
そして、その日は少し早めに夕食をとり、お風呂でリラックスして、
早めに寝ちゃいましょう。
このように、休日に寝だめをするのではなく、休日は不規則な生活になりやすいので
ウイークデーから、生活を取り戻すようにすれば、週明けにはまた、きっちり
リセットし生き生きと、仕事に向かうことができます。